Major Arcana · 22 Cards

大アルカナ22枚の意味 — 1909年の原画と、Waite の原典で読む

ここに並ぶ22枚は、1909年にロンドンの Rider 社から出たタロットの初版の絵です。描いたのは Pamela Colman Smith(1878–1951)、解説書『The Pictorial Key to the Tarot』を書いたのは A. E. Waite。どちらも著作権の保護期間を過ぎたパブリックドメインです。

各カードのページでは、原画の部分を押すと、Waite がそこについて書いた一文を原文と和訳で読めます。正位置・逆位置の意味も、Waite が残した語から始めています。

22枚の一覧

Notes from the Key

一覧を読む前に — Waite が書き残したこと

占いの意味は「後から当てられたもの」

The common divinatory meanings which will be given in the third part are largely arbitrary attributions

第3部で示す一般的な占いの意味は、その大部分が恣意的に当てはめられたものだ。

Waite 自身が、第3部の占いの語は札の本来の意図とは別物だと断っています。各カードのページで、Waite の語と現代の読み方を分けて載せているのはそのためです。

力が8番、正義が11番である理由

For reasons which satisfy myself, this card has been interchanged with that of Justice, which is usually numbered eight.

わたし自身が納得する理由から、この札は通常8番である正義の札と入れ替えてある。

この版では力が8番、正義が11番です。古いマルセイユ版などでは逆になっています。Waite は続けて「説明する理由はない」と書き、入れ替えの理由を明かしていません。

0番の愚者はどこに置くのか

Wherever it ought to be put, the Zero is an unnumbered card.

どこに置かれるべきであれ、0は番号のない札である。

本書では愚者を20番の審判のあとに置いて解説しています。このサイトの一覧と前後の移動は、0番から順に並べています。

ヘブライ文字との対応

secondly, because nearly every attribution is wrong.

第二に、ほぼすべての対応が誤っているからである。

各カードの「伝統的な対応」に載せたヘブライ文字や占星術の対応は、ゴールデン・ドーンの体系によるものです。Waite は本書で、当時広く行われていたヘブライ文字への対応を採らなかったと書いています(占星術の対応には触れていません)。

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出典

  • 英文:A. E. Waite『The Pictorial Key to the Tarot』(Wikisource・1910/1922刊)第1部・第2部・第3部
  • 原画:Wikimedia Commons 所蔵の 1909年 Rider 社刊の初版(画 Pamela Colman Smith〈1878–1951〉。パブリックドメイン)
  • 和訳と解説は当サイトによるもの。占いの結果は娯楽としてお楽しみください。